トップページ  >  心理療法の種類:目的について > 年齢退行

年齢退行

~ 自分の心の制限を開放し、癒し、本来の自分へ ~

時々、訳もなく不安におそわれたり、寂しさやむなしさを感じることがありませんか?
例えば、好きな人と一緒にいる時、仲間と楽しく過ごしている時、仕事が終わった時etc・・・本来なら楽しくて満たされているはずの瞬間に、ふと寂しさやむなしさ孤独感を感じてしまう…
さらにエスカレートして、何をやっても満足できない、毎日が退屈で苦痛である、他人や家族さえも信用できない、といった苦痛を感じる人もいるようです。

 

具体的な症状としては、うつ状態(欝、鬱)、自分を好きになれない(自己否定)、罪悪感、孤独感、やる気がでない、心が重い、プラス思考になれない、自信がない、イライラ、不安、寂しい、緊張、恐怖、コミュニケーション困難、自殺願望、自己破滅的な行動、直したい癖などがある、対人関係(夫婦、親子、職場、恋愛など…)がうまくいかない、同じ失敗を繰り返してしまう、…

 

などの問題を抱えている方は、その状態につながる根本的な原因となるものが潜在意識の中にインプット(記憶)されています。

 

その多くは、約12歳位までの子供の頃に受けた心の傷(トラウマ)や、周りの環境からの言葉(暗示)が、潜在意識の中に『マイナスの感情』として残った状態になっていて、子供の頃の心の傷や、痛みが開放されないままでいると、今の自分の生活の何らかの場面と無意識につながり、大人になってから様々な症状として、何らかの心的障害、行動や言動などの問題、または身体の不調や原因不明の痛みなどとして現れたりします。

 

心の傷は、『自分でも記憶のある辛い出来事』の場合もありますが、『大人になった今の自分は、すっかり忘れているような小さな出来事』だったり、また、『覚えていても「もう昔のことだから…」「特に気にしていない…」と大人になった自分は納得をしているつもりの出来事』でも、辛い子供の頃の感情は色濃く潜在意識の中に残っています。

 

 

その潜在意識の奥底に残っている、影響の根源である心の傷や暗示を探るために、現在自分が抱えている問題とつながっている過去の根本原因へ戻り、振り返ります(解決させます)。

 

そうすることで自分に制限を与えている原因を突き止め、自分自身を苦しめていた感情や思い込み、トラウマを解消し、記憶の書き換えなどによって安心感を与え(プラスへの変換)、自分自身で理解、納得、許しなどの気づきを得ることによって、心の痛みや傷を解放し(手放し)、新たな視点で物事を受け止めることができるようになっていきます(また今現在の(大人の目線)視点から, その出来事をもう一度見つめ直す事により、不思議とその時には見えなかったものが見えたり、理解できなかったことが理解できたり、気付いたりします)。

 

 

普段生活している時とはまったく違う意識状態(催眠状態)で、子供の頃に退行することにより、潜在意識に直接働きかけることができるので、自分の考え方や行動もより良い方向へと向かい、深い癒しがおこります。

 

自分には「特にトラウマのようなものはない!」と感じていたとしても、 実際に年齢退行していくと、癒す(解放する)べき必要な出来事が出てくるので不思議なのです。

 

子供時代に傷ついたあなたの心が癒されることにより、現在の問題や症状もだんだん改善されてきます。心の形成に大きく影響している、子供の頃の自分の感情にあらためて気づくことでしょう。

あなたの奥底にいる、もう一人の自分を解放してみたくありませんか?
あなたの潜在意識の中にある子供時代の傷ついた心を、一緒に癒していきませんか?

 

 

 

※ いろいろなアプローチで心の中を癒すことによって、今までよりも子供の気持ちを理解し、優しく余裕を持つことができやすくなります。
※ 子育て中の方や、これから子供を持ちたいと考えている方にもおすすめします。

 

 

>> 心理療法の種類:目的について